2日目
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印刷プレビューでの確認
印刷前に必ず「印刷プレビュー」で印刷イメージ確認を! |
印刷プレビューの表示
2通り
@「ファイル」/「印刷プレビュー」でプレビュー画面を表示。
A「印刷プレビュー」のツールボタン を押す。
特にひとつの表が複数ページにまたがっていないか,次ページとの境界は適当
かを確認することが大切です。
確認後,印刷:3通り
@「ファイル」/「印刷」
Aツールボタン を押下。
B「印刷プレビュー」画面上部の「印刷」を選択。
イメージの修正
(1)大きな表を1ページに納める修正
「ファイル」/「ページ設定」:「ページ」タブにて,印刷の向きを指定,更に
拡大/縮小印刷の欄で「次のページ数に合せて印刷」を選択します。
横,縦の欄の数値はページ数です。
(2) 印刷対象のセンタリング
印刷対象を用紙の中央にしたい場合には,上の画面の「余白」タブをクリックして,
水平方向に関して中央にしたい場合には「水平」に,垂直方向に関しては「垂直」に
チェックマークを入れます。
(3) ヘッダー/フッターの挿入
「ファイル」/「ページ設定」:「ヘッダー/フッター」タブにて,「ヘッダーの編集」
または「フッターの編集」を選択します。
下の画面はヘッダーの例です。先ず,ヘッダーの記入位置を選択します。
アイコン:は,左から順に以下の通りです。
フォントの設定,ページ番号,総ページ数,日付,時刻,パス&ファイル名,
ファイル名,シート名,図の挿入
(4)ページ境界線の修正
「表示」/「改ページプレビュー」を選択すると,自動で挿入された破線のページ
境界線が挿入された画面に切り換わります。
ページ境界線を移動するには,破線のページ境界線をドラッグします。
このように強制的に移動すると,ページ境界線が「破線」から「実線」に変わります。
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ワークシートの編集
行,列の非表示/再表示
横または縦に長くなり過ぎた表で,一時的に行,列を非表示にしたい場合があります。
また,表作成時には途中計算のために必要であったが,最終の印刷ではそれを隠したい
場合があります。
非表示の設定〜
・非表示にしたい行あるいは列を選択。
・右クリックし,ショートカットメニューから「表示しない」を選択。
または,「書式」/「行」(「列」)/「表示しない」を選択。
再表示の設定〜
・非表示になっている行(列)の両サイドの行(列)を選択
・右クリックし,ショートカットメニューから「再表示」を選択。
または,「書式」/「行」(「列」)/「再表示」を選択。
なお,A列や1行目を非表示にした場合の再表示は,以下の方法で対処します。
A列(1行目)と「全セル選択」ボタンの境界線にマウスを位置づけ,マウスの形状が
2重線+両方向矢印に変わったら,右クリックし,「再表示」を選択。
ワークシート名の変更
通常,シート名は適切な名前に変更します。
シート名をダブルクリックすると,反転表示の上書きモードになります。
そこで新しいファイル名を入力してください。
シート名〜最大半角31文字。¥,/,*,:,?,[,]
などの記号は使用不可です。
ワークシートの挿入,削除
挿入〜挿入したいシートの右隣のシート名にマウスポインタを近づけ右クリックし,
「挿入」を選択。
削除〜削除したいシート名にマウスポインタを近づけ右クリックし,「削除」を選択。
ワークシートの移動,コピー
移動〜移動したいシートを選択し,シート名をプレス(マウス左ボタンを押したままの
状態)すると,用紙のアイコンが表示されます。この状態から移動したい場所
へドラッグします。
コピー〜コピーしたいシートを選択し,シート名をプレス(マウス左ボタンを押したままの
状態)すると,用紙のアイコンが表示されます。ここで「Ctrl」キーを押すと用紙
アイコンに+が追加されます。「Ctrl」キーを押したままの状態でコピーしたい
場所へドラッグします。
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関数の利用
関数とは,あらかじめExcelに組み込まれて用意されている計算式のことです。
関数による計算式には,その計算に必要な値を引数(ひきすう)で与えます。
関数の書式
=関数名(引数1,引数2,引数3,・・・・) |
引数
引数は,個々の関数によって異なります。詳細は,「関数のヘルプ」で確認
してください。
関数の挿入
・関数を挿入したいセルを選択。
・「関数の挿入」ボタン fx をクリックすると,「関数の挿入」画面が表示されます。
ここで,「関数の分類」のドロップダウンリストを表示すると,関数が様々な分野に
分類されていることが分かります。
関数「IF」を選択すると,下の画面が表示されます。はじめて使う場合には,画面
左下隅の「この関数のヘルプ」をクリックして,使い方を確認しましょう。
関数を用いた数式の修正
通常の数式の修正と同様,該当セルをダブルクリックすると挿入モードとなり,
セル内でも画面上部の数式バーのいずれでも修正できます。
相対セルから絶対セルへの修正〜「F4」キーを使用 該当セル参照にマウスポインタを位置付け「F4」キーを押します。 トグル方式で$が付く位置が変化します。 |
関数一覧表の表示,印刷
関数挿入アイコン fx を選択して,関数の内容を確認すると,個々の関数についての
説明が表示されます。しかし,全体を把握するには,ひとまとめに全関数の内容説明が
表示,印刷される方が便利です。以下は,その手順です。
@ オフィスアシスタントのアイコンを左クリック
A質問欄に「関数一覧表」と記入し,「検索」を押す
B「機能別ワークシート関数一覧」を選択する
C例えば,「数学/三角関数」の関数一覧を見たい場合には,▼を押して
数学/三角関数に含まれる関数一覧を表示する
D印刷は,プリンターアイコンをクリックして行なう
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例題 2 特定教科の試験成績一覧表(演習5で5段階評価を追加)
下の表を完成させましょう。表の枠と一部打ち込み時間を必要とする項目に
ついては,お渡しする3.5インチFDにファイル名Ex_2.xlsで保存してあります。
これを各自Aドライブから読み込んで,すぐに自分のY:ドライブに保存してから
例題をやり始めましょう。必ずY:ドライブに保存したことを確認してください。
必要事項〜数式と関数の利用
平均点:AVERAGE,最高点:MAX,最低点:MIN,順位:RANK
標準偏差値:STDEVP(全標本数=母集団と仮定した場合に使用)
SS(standard score)の計算式:SS=10*(点数-平均点)/標準偏差値+50
なお,sheet1を別なsheetにコピーした後,sheet名を例題2に変えて始めて下さい。
Q1 No欄に番号をオートフィルを用いて付けましょう。
Q2 末尾にある2つ目の表を作成しましょう。必要な関数は「統計関数」の中にあります。
関数の使い方は,「この関数のヘルプ」をクリックして確認しましょう。
Q3 SSを計算しましょう。計算式は一つ目の表のすぐ上に示してあります。
Q4 数式を使ってNo1の生徒の総合点を求めてみましょう。
オートフィルを使って残りの生徒の総合点も求めましょう。
Q5 関数RANKを使ってNo1の生徒の順位を求めましょう。その際,関数の第3引数
はSS点が高い生徒程順位が良いので,降順に並べることに注意しましょう。
残りの生徒についてはオートフィルを使って求めましょう。得られた値が違っていたら,
相対参照と絶対参照の使い分けが間違っていないか確認してください。
関数の()内に与える数値または文字列のことを引数と呼びます。
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例題 3 全教科の5段階評価表の作成(演習6で内申評価を追加)
下の表に示した5段階絶対評価を基に,各教科についてまとめた5段階絶対評価
一覧表を作成してください。なお,表の途中段階までについては,お渡しする3.5イン
チFDにファイル名Ex_3.xlsで保存してあります。これを各自Aドライブから読み込んで,
すぐに各自のY:ドライブに保存してから例題をやり始めましょう。
必ずY:ドライブに保存したことを確認してください。
・5段階絶対評価のデータは,簡単の為に全ての学期,全ての教科について同一と
仮定して作成しましょう。なお,3年の評価欄は空白のまゝにしておいてください。
・2つ目の表を参考にして,総合点,総合順位を数式を代入して求めてください。
なお,後続の教科名は,社会,英語,音楽,美術,技家,保体の順としてください。
sheet名は例題3に変えてください。
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