Section I 書式設定と入力

  通知表は、各学校が独自の書式を持ち合わせています。Excelで通知表の作成から印刷
 までの作業をするためには、その前提として、夫々の学校の通知表に合わせた書式で固定
 された文章や各種表を事前に入力しておかなければなりません。
  ここでは、下記のI-2に示すサンプル通知表を用いて、以後の説明を行います。

  I-1 作成の基本方針(設計仕様)
   
    何を固定するのか、何をマクロプログラムで記入するのか、何を手作業入力とするのか
  について方針を立てます。全てをマクロ化すると、逆にユーザーに不親切な結果となります。
  サンプルでは、以下の様に考えました。
  
    ・表表紙ページ   〜学年、組、生徒番号、生徒氏名を空白とし、マクロで記入する。
                 年度、校長名、担任名はリストデータから入力する。
    ・5段階評価ページ〜生徒番号、生徒氏名、成績評価欄(5段階と補助評価)、観点
                 評価の達成状況欄をマクロで記入する。このページは、生徒毎
                 シートに作成、保存する。
                  選択教科1〜4の該当科目欄には、手作業で○印を記入する。
    ・各種記録と通信欄ページ〜所見のみマクロで記入する。このページは、生徒毎シート
                 に作成、保存する。
                  「総合学習の記録」の達成状況欄、「特別活動の記録」の生徒会
                 役員欄、学級係欄は手作業でリストデータから入力する。
                 部活動、学級役員欄には該当箇所に○印を記入する。
                 「出欠等の記録」は手作業入力とする。
                 「通信欄」の「家庭から学校へ」欄に対する記載事項は、スキャナー
                 で読み取り、次回の通知表に書き込む。
    ・裏表紙ページ  〜1,2学期の修了証の氏名と学年は空白とし、3学期学年末配布時
                 のみマクロで記入する。
 
 -2 サンプル通知表書式設定例

   pdf(Portable Document Format)ファイルとして保存してあるサンプル通知表を参照して
  下さい。pdfファイルは、次の順になっています。
    1 page目:表表紙               sample_1p.pdfへのリンク
    2 page目:5段階評価(観点評価も含む)  sample_2p.pdfへのリンク
    3 page目:各種記録と通信欄        sample_3p.pdfへのリンク
    4 page目:裏表紙               sample_4p.pdfへのリンク
 
索引
ページの先頭へ戻る

目次へ戻る