講義のポイント
下記のPDFファイルに,最低限知っておいてもらいたい,講義内容のポイントを
まとめてみました。
第1〜第4回講義 matlab_lecture_point_1.pdf
演習問題1〜3の関連注意事項
・ 同じ変数名をスカラー変数と配列変数の両方で使用することは不可
誤りの例
s=0; % サイズが1×1のスカラー変数
for ii=1:100
s(ii)=s(ii)+ % サイズが1×100の1次元配列変数
end
・ disp文の挿入位置 〜 何を出力したいのかによって,挿入位置が異なる。
実行結果の表示を注意深く見て下さい。
・ 全角文字の使用 〜 文字列としての全角文字の使用はokですが,
プログラムの命令などは全て半角文字による入力です。
演習問題5 レポート講評
誤りの例
× else +条件式 〜 else文の後ろには条件式は付きません。
× 210>=f(ii,jj) 〜 単独で条件式が記述されても,その条件が真か偽かの
結果(1または0)を返すだけ。講義の範囲内では,
条件式が付くのは,if文,elseif文の後ろのみとします。
その他気づいたこと
小問(3)に関連してfor〜end文の外で班名を hann=0;
としている。この文は不要。
理由は,この文以降で変数hannが算術代入文の右辺で使用されて
いないから。
合計を求める場合には,for〜end文の中で,例えば s=s+
と記述し,右辺で使用されているので,ループの外で s=0; が必要。
きちんと区別して理解して下さい。
文末の ; 〜 for文,if文の文末に ; は不要です。
不要 if f(ii,jj)>=210;
不要 for ii=1:6;
max(f(:)), max(f), max(f(:,:)) の使い分け〜
max(f(:)) 〜 全データ中の最大値の意味(テキストp.22表1.4の3段目参照)
max(f), max(f(:,:)) 〜 列毎の最大値の意味
条件式の等号 〜 問題文を注意深く読みましょう。以上と書かれていれば等号
も条件式に含まれます。未満には等号は含まれません。
レポートの表紙 〜不要です。
プログラムの構成 〜 小問(1),(2),(3)を合わせて1つの大きなプログラムとし,
分割する必要はありません。